こんにちは!!現在、東京大学の修士課程に通っているかけるです!!
今回は、公立高校から東大に現役合格した際に使用した数学の参考書と勉強法について、思い出しながらにはなりますが書いていきます!
ちなみに、私は田舎出身で周りに有名な塾もなく、参考書だけで合格しました!同じような方の参考になれば幸いです!!
数学おすすめの参考書を紹介し、最後に数学全般に通ずる勉強方法についてまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
難易度★☆☆
★☆☆で紹介したい参考書は、2冊(2シリーズ)あります!
難易度★☆☆ 入門問題精講 (河合偏差値40-50程度)
1冊目に紹介する参考書は、「入門問題精講」です。
この参考書は私が高校生の頃に使っていたわけではないのですが、家庭教師として高校生を指導する際に、基礎力向上のために用いる参考書です。
この参考書のいいところは、なんといっても基礎的な典型問題が網羅されている点です。
数学はどんな難問も基礎問題の組み合わせでできています。高校数学始めたばかりでも、受験勉強し始めでも、いつでも基礎は大切になります。慌てて難しい参考書に手を出すのではなく、
「入門問題精講」を通じて、確固たる基礎力をつけてください!
おすすめの使い方は、
①講義パートを読む
②問題を解きながら、わからないところはすぐ講義パートに戻る
③解答確認
難易度★☆☆ 文系の数学 重要事項完全習得編 (河合偏差値50-55程度)
まず1冊目は「文系の数学 重要事項完全習得編」です!
数学ⅠA・ⅡB(数列・ベクトル)範囲の基礎的な問題の解き方がまとまっています!
典型的問題が152問収録の他、演習問題120問で問題の数も豊富で、MARCH、関関同立レベルの受験を考えている高校生や、理系でⅠA・ⅡBの基礎力をつけたい高校生に相性抜群です!
おすすめの使い方は、
①典型問題の152問を解き進める
②解き方が迷った問題の解答・解説を熟読し、「文系数学の必勝ポイント」が一瞬で思いつけるようになるまで、毎日復習する
③演習問題で確認
この参考書をこのサイクルで回すだけで、おそらく偏差値55程度(河合模試)はとれるはず!!
難易度★★☆
★★☆で紹介したい参考書は、3シリーズあります!
難易度★★☆ チャート式 基礎からの数学(青チャ) 河合偏差値50-70
★★☆一冊目の紹介は、「チャート式 基礎からの数学(青チャ) 」です!学校でも配られている人が多いのではないのでしょうか?
初めに注意事項を一つ。青チャは「受験生が新たに買って片っ端から解いていくべきではない」です。
じゃあなんで紹介するんだよって感じですよね。
これは、高校1、2年生が用いる場合と、受験生が用いる場合で大きく使用方法が異なる参考書です。
高校1、2、受験生共通
問題の難易度が☆で示さているので、自分が「少し難しいな」と感じるレベルの問題をときすすめていくことをおすすめします!
高校1、2年生
・学校で習った範囲の復習
・模擬試験該当範囲の復習
・模試や定期テストの類題探し
・余裕がある人はどんどん進める!!
基本的に、既習範囲の復習およびテストの類題探しに用いることをおすすめします。余裕がある人は、どんどんすすめちゃってください!!
受験生
・(高校1、2年生の頃から使用している人は、)今まで解いて間違えた問題の復習
・模試の類題探し
基本的には、受験生になって新たに購入する必要がない(1年で間に合わない)参考書です。辞書代わり(類題探し)には活用できますので、持っていても損はないですが、メインの参考書としては使わない方がベターです。
全部の問題が「完璧」に解けるようになっていれば、偏差値70は優に超えます。(完璧って難しいですけど、、、)
難易度★★☆ 基礎問題精講 河合偏差値50-60
チャートを持っていない受験生は、「じゃあなにをやればいいんだよ」ってなったと思います。
そこでおすすめしたいのが「基礎問題精講」です。★☆☆の1冊目に紹介した参考書の一つ上の難易度の参考書です。
教科書よりもやや難易度が高く、入試対策に的を絞った網羅系参考書となります。
この参考書が解けるようになれば、中堅国公立やMARCH、関関同立レベル入試問題にそつなく対応できるはずです!
難易度★★☆ 1対1対応の演習 河合偏差値55-65
★★☆の最後に紹介したいのは、「1対1対応の演習」です!
「1対1対応の演習」は、実際に出題された入試問題から標準問題を抜粋してまとめた良問集です!
基礎解法を組み合わせないと解けない問題が多数収録されており、「入試」を実感でき、応用力を育成できます。
おすすめの勉強法進め方は、
①例題
②例題マスターしたら演習問題
③①、②を3-4周復習
です!③がかなり大切で、基礎解法の組み合わせ方を徹底的に叩き込みましょう!
難易度★★★
★★★で紹介したい参考書は、2冊あります!
★★☆までの参考書レベルが解けるようになってから取り組んでください!!絶対に!!
基礎がしっかり身に着いた上で、このレベルの参考書がしっかり解ければ、東京一工レベルの数学問題に対応できます!
難易度★★★ やさしい理系数学 偏差値65-
★★★で紹介する1つ目は、「やさしい理系数学」通称「やさ理」です。
この参考書の難易度は名前に反して、まったく優しくありません!!!
難易度は高いいですが、良問がたくさん収録されています。
「1対1対応の演習」を終えた後に、さらに難しい問題集に取り組みたい高校1、2年生や数学に余裕のある受験生、最難関大受験生におすすめです!
例題50+演習150問を通じて、解法の発想力や、数学的センスがかなりUPします!
おすすめの進め方はシンプルで、
①例題を解き、アプローチ方法を学ぶ
②演習問題に取り組む
③復習
基礎力が身に着いている前提で解説されているので、簡単なことは「なぜそういった発想になるのか」が書かれていません。典型問題が解けるようになってから「やさ理」にチャレンジしてみてください!
難易度★★★ 文系数学のプラチカ 偏差値65-
数学3は含まれておりませんが、それ以外の単元の高難易度良問が揃っているので、最難関大学受験を考えている理系の方にもおすすめです!!
ただし、一部「この問題が解けて何に活かせるの?」みたいになる問題もあります。
こういった問題は、難しい問題に度肝を抜かれない耐性が着くことくらいしかメリットがないので、
①5分程度考えてわからなかったらすぐ解答を見る
②解答が理解できなかったらその問題は捨てる
③解答見て理解できた問題の身を復習
のように進めることをおすすめします。
数学の勉強方法
各参考書に進め方を書きましたが、私が考える数学の勉強方法は以下の3点です。
・基礎の徹底理解(一番時間がかかる&苦しい段階です、、、)
・解法の組み合わせの理解と暗記 (暗記しようとするのではなく、問題を取り組んで勝手に覚えていく)
・5-10分考えて手も足も出ない問題はすぐ解答を見る。解答を見て理解できなかったら基礎力不足と自覚し、簡単な単元からやり直す。
以上を意識して、しっかり時間をとって学習すれば、数学は伸びます。
裏技的な勉強方法の紹介ではなくてすみません。ですが、これが一番成績を上げる近道だと思っています!
ただ、数学によらず、勉強方法や参考書の相性は人それぞれ異なると思っています。ですので、あくまで私の勉強方法は参考程度に、自分に合った勉強方法・参考書で進めてもらえればと思います!
受験勉強大変だと思いますが、応援しています!頑張ってください!
何かご質問等があればお気軽に連絡してください!!
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